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11/12/2023

今日11月12日(日)夜中の午前2時(フロリダ時間11日(土)昼の12時)から、センサリー・アウェアネスの実習の世話人マーシャ(Marsha Glassey)さんは、Florida州のマイアミ郊外にお住まいで、シャーロットとチャールズのワークショップに1974年からシャーロットの亡くなる2001年まで、メキシコ、カリフォルニア州、メイン州やドイツのセンサリー・アウェアネスの実習に参加してきたそうです。現在、彼女は全米および世界中の子どもたちの身心の健康維持とそのために、子どもが小児医療を受けることができる権利を推進する慈善運動(compassionate movement)に深く関わっているそうです。

今日の世話人マーシャさんは、「いま居る場所で、自分のからだが伸びることができるところを、伸ばしてみませんか?」という言葉かけでセンサリー・アウェアネスの実習が始まりました。「自分のからだが伸びる(両手や両脚、肩や背中、胸やお腹、頸すじや頭の)感じは、いかがでしょうか?」
「いま、自分の身心に、何が起こっていますか?(what sensation comes to you ?)」「自分のからだの感じは、いま、ここで、いかがでしょうか?」
「それでは、ゆっくりと、しずかに、立ってみませんか?」「椅子に坐っていたい方は、そのままでも大丈夫です。」「いま、立っている(坐っている、からだを横にして休んでいる)状態で、自分のからだの重心を、ゆっくりと静かに右側へ移動することができますか?」「目を閉じていても、目を開いていても大丈夫です。」「今度は、自分のからだの重心を反対側の左側へゆっくりと静かに、移動するとどんなかんじでしょうか?(weight go oneside to the other)」「目を開いている方は、目を閉じてみると、どんな感じでしょうか?」「いま、自分の呼吸は、いかがでしょうか?」「何回か、自分の呼吸に合わせて、自分のからだの重心を、ゆっくりと静かに、左右に移動してみるとからだの感じは、いかがでしょうか?」
「自分のからだの重心の左右の移動が出来ましたら、目を閉じている人は、目を開いて、自分の身のまわりをゆっくりと静かに、眺めてみませんか?」
「いま、何が、自分に観えてきますか?」「もしも、可能であれば、その目に見えてきたものに、手で触れてみることができますか?いかがでしょうか?」「いま、手を伸ばして、指先、手のひらで触れてみると、その存在しているもは、ぬくもりは、ありますか?冷たいですか?あったかいでしょうか?」
「いま、自分が手のひらで触れているものの感触(texture)は、いかがでしょうか?」
「こんどは、自分の片方の手のひらで、もう片方の手のひらに触れてみませんか?(gentle touch one and the other, come to touch)」「ゆっくりと静かに、自分の手のひら、指先で、もう片方の手の甲や指先、手のひらに触れてみると、どんなかんじでしょうか?」
「次に、自分の片方の手のひらと指先を開いて、もう片方の手のひら、指先も開いて、自分のからだの前で、両方の指先を組んでみると、どんな感じでしょうか?」
「自分の両手の指先を交互に組んで、ゆっくりと静かに、少しづつ力を入れて、片方の指先でもう片方の指先を握りしめてみるとどんなかんじでしょうか?」「ギューと握りしめたら、また、ゆっくりと静かに、力を抜いてくるとどんな感じでしょうか?」「いま、自分の呼吸は、いかがでしょうか?」
「自分の呼吸に合わせながら、ゆっくりと静かに、指先に力を入れり、力を抜いてみると、からだの感じは、いかがでしょうか?」「その時、自分のからだのほかの部分の感じは、いかがでしょうか?」
「たとえば、自分の両肩の感じは、いかがでしょうか?」「指先に力を入れているときに、自分の肩から腕の感じは、いかがでしょうか?」「いま、自分のからだの頸の周りの感じは、いかがでしょうか?」
「何回か、自分の指先に力を入れたり、抜いたりできましたら、また、両手を離して、静かに立ってみるとからだの感じは、いかがでしょうか?」
「それでは、今度は、さきほど力を入れたり、抜いたりした両手のひらを広げて、両腕を、ぶらり、ぶらり、とゆすりながら、自分の両手、両腕をゆすり、子どものようにその場で、両手両腕を振りながら、からだ全体で、はしゃいでみるとどんな感じでしょうか?」「子どものように、自分のからだ全体で、いま、ここで、はしゃいでみませんか?」「自分の手や腕を振り回して、からだ全体ではしゃぐこと、からだ全体を揺することができますか?じぶんのからだ、ぜんぶをゆするとどんなかんじでしょうか?」
「からだぜんたいに力を入れたり、ゆっくりと力を抜いたりしているとき、いま自分の呼吸は、いかがでしょうか?」
「それでは、ゆっくりと静かに、もと居た場所に戻ってみませんか?」「立っている人は、床から自分のからだが支えられて感じは、いかがでしょうか?坐っている人は、椅子から支えられている感じは、いかがでしょうか?(support underneath, connecting with you)」
「それでは、しずかに元の居たところに戻りましたら、片方の手のひら、自分の指先で、もう片方の手の甲に、ゆっくりと静かに、触れてみませんか?」
「いま、自分の片方の手のひら指先で、もう片方の手の甲に触れてみると、手の甲の皮膚の下に自分の手の骨の在りようを、手のひらの上と下から、指先で感じますか?」「ゆっくりと、しずかに、片方の手のひらの指先で、自分の手の骨を感じることができましたら、今度は、両手のひらの指先で、自分の頸もとに触れてみませんか?」「両手のひら指先で、自分の頸すじの皮膚の上から、首元の鎖骨の在りようを感じることができますか?」「そのまま、頸すじから胸元の胸骨(あばら骨)、背中の胸椎、腰椎、坐骨、背骨(spine)の在り様を、両手のひらの指先で、感じてみませんか?」
「坐っている人は、両手のひら指先で、足の指先、足うら、足の甲、かかと、足のくるぶし、足の向こう脛(すね)、ひざ、太もも、足の付け根(大腿骨)、坐骨(underneath)の感じは、いかがでしょうか?」
「最後に、両手のひら指先で、自分の顔の両ホホ骨、あたまの骨、アゴの骨、おでこの骨、両目のまわりの骨、自分の鼻の骨の感じは、いかがでしょうか?」
「シャーロットのことばを思い出しました。『センサリー・アウェアネスの実習では、すべての参加者は、すべて異なる体験をしています。それは、世話人が異なれば、参加者の体験も異なるのと同じです。しかし、すべての参加者一人ひとりの異なる体験がとても貴重なものなのです。すべての参加者の異なる体験こそが、人間の存在の可能性(多様性)を広げることになるのです。』」
「本当に最後になりました。いま、ここに居るZOOMの前の参加者のひとり一人が、静かにゆっくりと息を大きく吐いてみることができますか?自分の息を大きく、ハーと吐いてみると、どんな感じでしょうか?何回か、自分のペースで、大きく息を吐いて、ハー、・・・、ハーと息を吐くとどんなかんじでしょうか?」
「シャーロットは、coming to walking, standing, sitting, lying という言葉をよく使っていました。今日、私はcoming to laughing(大きな声を出して笑ってみませんか?笑うとどんな感じでしょうか?)、いま、みなさんのZOOMのミュートをみなさんが解除してください。自分の声で、大きく息を吐きながら、大声で笑ってみませんか?参加者のみなさんの大声の笑いを、みなさんで、シェアーしながら、今日のセンサリー・アウェアネスの実習を終わりにしたいと思います。」

以上が今日の夜中の世話人マーシャさんのセンサリー・アウェアネスの実習報告でした。

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